音階練習 - アーティキュレーション 4-

前回に引続き、音階練習の王道である、タファネル/ゴーベール:17のメカニズムの日課大練習課題(ルデュック版フルートクラブ名曲シリーズ版)を使っての説明です。(前回の説明はコチラ

アーティキュレーションの練習の仕方ですが、


今日は5、6、7の二つタンギング、二つスラーのパターンです。

これは三人兄弟セットみたいですが、7番だけは少しリズム感覚が変わります。7番は真ん中の二つがくっついて、リズム的には、

これになります。つまりシンコペーションですね。(シンコペーションをご存じない方はこちら
これもまたゆっくり演奏する時と、速く演奏する時と全く違う雰囲気になりますが、このシンコペーションの雰囲気が出させるように練習して下さい。

5番、6番は基本的にスラーの後ろの音は少し短めになります。スタッカートというのは前後と離れてる音なので、ただ短くというのでなく”前”と離すために少し短くします。これもまた、遅く吹くのと、速く吹くのでは全然雰囲気も変わります。fとpでも大分違います。毎回強弱、速度だけではなくて、雰囲気も感じ取るようにすると、すぐに曲に使えます。


どのアーティキュレーションにも言える事ですが、難しいのはタンギングと指のタイミングを合わせる事と、全体を通して、スピード&クオリティ&音質&音色&音幅&雰囲気を維持する事だと思います。アーティキュレーション1番(スラ―)で練習した時の、音幅&音質の維持はこの辺になると色々気をつけることがあって忘れそうになりますが、基盤は崩さず。

実際曲の中では、少し音色を変えたり、色々動かしたりします。でも元々シッカリした布をボロボロにする事は可能でも、元々ボロボロの布をシッカリする事は出来ないですから、まずはシッカリした物を作って後でアレンジしてみましょう。

ある程度の速いテンポで、低音域から高音域まで、軽快に全てをキープして出来た時は曲を一曲吹き通すに劣らない爽快感がありますよ!是非お試しあれ。




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