練習の工夫3- 細かく区切ってLOOK UP-


練習の工夫1でもお話しましたが、小さく分断して、最も出来てない所から練習する。というのは大事です。1小節出来なかったら、最も出来ない所を練習し、出来るようになったら、もう1拍なり2拍なり足して行く・・・という練習方法です。
この方法は、特に音が取りにくい時に役に立ちます。

音が取りにくいから出来ないんだ

と先ず気付く事が必要ですが、大体臨時記号が沢山あるとか、調性が小節ごとに変わる曲とか、音が飛び飛びの近現代曲などは「音が取りにくくて、指が回らない」ということが多いです。脳からの司令が薄い・・とでも言いましょうか。


この音列は、ある程度のレベルの人には難しくはないのですが、取り合えず用例として。
これはロジックで分けると、一小節めは in G (in Eマイナーとも)、2小節めは in A 三小節めはまたin G で、最後は in Cの調号になってます。そのロジックに気付けば良いのですが、ソルフェージュ力がまだあまりない人にはこれを一気に吹くと、臨時記号だらけで頭がグチャグチャに・・・となってしまうわけです。

そんな時は、一小節めだけを先ず練習します(次の小節の頭の音まで)。これだけなら難しくありません。
次に二小節めを練習します。♯3つという時点でグっっと来る人もいるかもしれませんが、一瞬忍耐で何回か”間違えずに”吹きます。違う音が入ってしまうと、頭が音を覚えてくれないので、違う音を入れないように間違えずに吹きます。何回(5回とか、10回)か出来たら、次に”LOOK UP練”です。見ないで練習するという練習です。

例えば一小節め

ミ ファ# ソ ラ シ ド  I ド#(←次の小節の頭の音まで)

と取り合えず見て吹いたら、次に楽譜を見ないで吹きます。段々増やして、見ないで何回か繰り返します。この時も”間違えずに”。集中!!!!!
もしどうしても必ず間違えるようでしたら、それは指の動きの問題かもしれないので、その間違える音&その隣の音だけまず練習です。


そんな調子で3小節目、4小節目と練習します。

一小節毎に出来るようになったら、1小節目+2小節目。3小節目と4小節目。2小節目と3小節め。と2小節単位で練習し、1小節めと2小節め→1小節め+2小節め+3小節め・・・と段々増やす練習などもします。
後ろから、4小節め→3小節め+4小節め→2小節め+三小節め+4小節目→1小節目+2小節目+3小節目+4小節目と後ろから段々増やす方法も効果的です。


後ろから増やすなど、細かい練習方法のアイデアは小泉剛先生の、フルート演奏の基礎がとても役に立ちます。絶版になっているようですが中古では見つかるようです。復版を期待しています!





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