音階練習 アーティキュレーション - 6 -

明けましておめでとうございます。12月は忙しくしていて、久々の更新になってしまいました。またなるべく頻繁に更新して行きたいと思います(目次分を達成しなくては)


早速続きです。

音階練習の王道である、タファネル/ゴーベール:17のメカニズムの日課大練習課題(ルデュック版フルートクラブ名曲シリーズ版)を使っての説明です。(前回の説明はコチラ



10番のアーティキュレーションです。
これはシングルタンギング TTTT でも出来るし、ダブルタンギング TKTKでも出来ます。

まずはシングルタンギングの練習方法から。
タンギングのコツは、舌の筋肉を鍛えてetc. もあるのですが、一つ目は”指とタイミングが一致”してる所にあると思います。どんなに快速に舌が動いても指と合わないとへボヘボと聞こえてしまうのです。2つ目は息の支えです。私はいつも、水中バタ足を想像するのですが・・・息によるプッシュ、口の中にいつも息がある状態になれば、ペッペッというような音にはならずタップリとした音がでます。




ヴァンサン・リュカさんに習っていた頃に一枚の紙を渡されまして、このタファネル・ゴーベールのE.J.4を大体60通り練習するというものでした。これを一日に2つ選んで全部やりましょうという。リズムも色々なパターンがあるのですが、元々はミッシェル・デボスト氏からの教えだったようです。

60通り書き写すのも大変&秘伝かもしれない?ので、とりあえずその中から幾つかのアイデアを紹介します。

テンポは3通り。ゆっくり・ミィディアム・速め。

ゆっくりで二つずつ音を繰り返す(ドド・レレ・ミミ・ファファ・・)を3通りの強弱( p, mf, f) で。
ふつうの速さで普通にmf, 
速くf &p 

ゆっくりの時に、トゥッ トゥッ トゥッ と息に間が空くような感じではなくて、トウートゥートゥーとテヌート的なタンギングでまずは練習すると、息の支えの感覚が掴みやすいかと。その後切ってく(でも息の圧力の感覚はそのまま・・・)と、短くてもペッペッというタンギングにならないですみます。この感覚はダブルタンギングでも必要になるので、是非このシングルでマスターを。 

次回はダブルタンギングについて


デボスト氏はこんな本も書かれているようです。(ケータイはコチラ





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